すごくお盆っぽい画像だ。
しゃりねぷたに出始めて、5回目の夏でした。
今年ははじめて、あんどん製作の手伝いの日に一日だけ参加できた。そのときためしに火を入れたときの写真。
この作業に出て、事前の準備をしているそうそうたる面々の職人技に触れ、すごい根付きっぷり(ねぷたが、斜里に。)だな、と改めておもった。
絵を張るときの連係プレー。もちろん手順書などない。年に一回だけの作業のはずなのに、主要メンバーの頭の中にも身体にも、しっかり染み付いている組み立て方。
もちろん効率だけを求める作業じゃないし、かといって昔ながらの狭いコミュニティでの義務感で作業がすすむわけでもなく。
「大人の文化祭」的な空気が流れていた。毎年やってますけど何か?っていう普通さ。
それなのに、やっぱり「へぇ斜里でねぷたやってるんだ?真似?」的な反応でお客さんがやってくるのがやはりすこし寂しい。
先日は、弘前出身というお兄さんが、記念館の展示を「え、ねぷた?じゃあ俺が見てもしょうがないよね」ていうので、江戸時代の歴史から急いで説明したら神妙な表情になり、熱心に見学していってくれた(ついていったわけじゃないけど結構ゆっくり見てから出てきて、建物の写真も撮っていかれたのでたぶん。)。
なんかこんな話ばっかりしてるな私(蜃気楼でもね・・・)。
後、今年は某国営放送の報道班が!練習と絵貼りの2回取材に来てくれた。当日は手配がつかなかったんだって。
やはり殉難の話まではテレビニュースサイズに入らなくて、「友好都市の縁で」からねぷたがはじまっていたけど、そのせいか一日目はいつもよりお客さん多かったかも?
すがすがしく仕事をしてくれるクルーなので、2回も来てくれて私は個人的に嬉しかった。
みんなも喜んでくれたのでよかった。
(テレビがどうのマスゴミがどうの言う人は、確かに問題はあっても、とりあえずこの素朴な嬉しさを自分が他人に提供できる人間なのか?そんな仕事をできているのか?を考えてほしいとおもう。)
このあたりが、今年一番の思い出です。
(えっ、本番の話しはしなくていいの?!という方は笛sideへ・・・)