畑の雲と、エゾエンゴサクに書いた、朝方、海岸沿いの畑から、もくもくと「白い何か」が立ち上っている現象。
どうも、この辺では日常茶飯事、春~夏の、風物詩的な現象のようで。
昔取った○○?・・・気象の勉強をし直すよい機会とばかりに・・・・
基礎から考え直してみた。
斜里は、「五感で感じる」気象現象が、あれやこれやとあり、生活しているだけで、日常が面白い。
そもそも、定義は靄(もや)だろう
視程が一キロ以上のものは、靄、というのだから、こんなうっすらかかっている場合は靄なんだろうなー。
「もや」より「きり」のほうが、何となく風情がある気がするが。
「もや」を、文学的に言いたい場合、「霞(かすみ)」と表現されることが、多いらしい。
海陸風の影響!?
撮影日時等。撮影地点は、いずれも斜里~小清水間の国道沿い。
参考:過去の気象データ検索 – 気象庁 http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/index.php
1)前回の写真
5月8日10:10ごろ
天気:晴れ
日の出:4:02(ウトロ)
→2010年5月8日 斜里 のアメダスデータ
→2010年5月8日 小清水 のアメダスデータ
2)今回の写真
5月22日11:30ごろ
天気:薄曇り
日の出:3:47(ウトロ)
→2010年5月22日 斜里 のアメダスデータ
→2010年5月22日 小清水 のアメダスデータ
あと天気図があれば面白いんだけど。。。
気象庁の見やすいヤツ(日々の天気図)は、まだ先月分出ていないようだ。
アメダスデータを見て読み取れること。
1)海よりの観測点である斜里では、日の出から1・2時間後に風向きが北よりに変わっている
2)やや内陸側の観測点である小清水では、日の出から3.4時間後に風向きが北よりに変わっている
3) 1)、2)ともに、5/22よりも5/8のほうが顕著。
こんな簡単な情報だけだけど、ああ、「海陸風」の影響で、もやが出ていたんだな。
と自分の中ではプチ確信。
オホーツク海上の冷たい空気が、海岸沿いの畑の上を、スースーと吹き抜けていく様子を想像して。。。。
教科書的な現象が、検証できるところが面白い~( ・∀・)
ツꀀ
以上、小学生の夏休みの宿題レベルですが。