紺碧の空3

北海道をノマド的に生きる日々の覚書き

とある歳時記

燕雁代飛

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燕雁代飛(えんがんだいひ)って読むんだって。夏鳥が去り、冬鳥が来る季節のことだって。

「雁行」は、雁のV字編隊のこと。秋の風物詩。

「雁渡し」(かりわたし)は、渡り鳥を運ぶ秋の風。

「雁の涙」は、秋の野の露だって。風流ですな。

秋の風が、渡り鳥を運んでくるのか・・・・となると、今年は渡り鳥さんも、動けないでいるのだろうか。気温が要因となることが多いらしいので、この東日本の高温で、どこかで足止めを食っているかも。

天気というか、気候に直接影響を受ける分野を好きだったり、研究している人ほど、天気には敏感かもしれないけど、たしかに鳥やさん(鳥を売っている人ではない)は、相手がまさに気候に影響を受ける生き物だなぁ。風も関係してくるし。4本足の動物たちは、植物や魚の出来具合には影響されるかもしれないけど、鳥ほど直接的な影響は少ないかも。

天気のことわざも、鳥が多いかも。あと虫か。空を飛ぶ生き物たちだな・・・

海の生き物は海水に影響されるだろうし。

植物たちは、光の量とかも影響するだろうから、天気だけじゃなくて暦も関係してくるんだろう。

人間活動も、気象の影響を受けているから、気象の勉強は面白い、っていう意見が多いけど、そうはいっても動植物ほどは影響受けないだろう。どうしても災害関連に話題がいっちゃうし。やはり自然全体を考えてこそ、きしょーを楽しめるのかもしれない。

・・・あ、そうそう、今朝もアマタツくんが新しい実験装置を作ってて、見てたら危うく遅刻しそうになった。今日は台風が扇風機じゃなくて掃除機だった(w いいなぁ、予算があって。

昨日~今日の中部圏の突風と豪雨、台風の吸い上げ?(北に向かって)効果で「一文字前線」と名前をつけていた。2005年くらいに、練馬が冠水したとき(たぶんこの平成17年9月)も同じ気圧配置だったんだって。

-とある歳時記

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