紺碧の空3

北海道をノマド的に生きる日々の覚書き

とある歳時記

ラワンブキ

投稿日:

足寄町の「らわん地区」というところを中心に栽培されているからこの名前なんだって。例年だと6月上旬から収穫が始まり、7月のものは、加工用になるんだって。

足寄の観光ポスターに、このフキと松山千春が一緒に写ってて、コロボックルみたいになってた写真を思い出す(笑)

さて。最近「○○クオリティ」ということについて考えさせられた。

前の会社では、よく、「これが(F2)クオリティだよね」と本気とも冗談ともつかない言い方で笑いあっていた。まあでも、それなりにプライドを持ってやってたからこそ言えた言葉だった。

でも、品質とか、どこまで取り組んだらホンモノか?って、ホンモノが何かわかっていないと、がんばってもたどり着けない。

たとえば、動植物の絵を熱心に書いたとして、自分ではそっくりだと思っても、他の人が見たら・・・専門家が見たら、肝心な特徴を見落としていることがあるかもしれない。

そもそも、その専門家と知り合いじゃなかったら、そういう観点があることに気がつかないこともある。

私も○○クオリティ、と言って笑えるようになったのは、曲がりなりにも10年、前の仕事をしたからだった。専門家に囲まれて育ててもらったからこそ、見出せた目標地点。

それに比べて、今やっていることは、やはり趣味の範囲を抜け出せていないと思う。

もし、きしょーの専門家に囲まれていて、同じように基礎から勉強しよう、と思っても、今の私にはやる気は出なかったと思う、なぜなら、じゃああとここから10年、気象をがんばれるか?というと、そういう強い心構えではやっていないから。

逆に、全然違う分野の専門家に囲まれる中で色々思いもよらないことを聞かれて、やってみよーかなー、という中から生まれたモチベーションなのだ。

そういえば、文系の大学に進んだからこそ、まわりよりコンピュータが得意だったので(汗)、そちらの道に進んだ、という面もあったな。

これもある種の縁なのかもな・・・。あまのじゃくな私によくありがちな縁(笑)

いつか、○○クオリティ、といってきしょーを語れる日はくるんだろうか・・・

そういえば今日、NHK道内のカトーキャスターは、霧と雲の違い、の説明をしてたな。なんで今日?

-とある歳時記

執筆者:

引用文献


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


関連記事

no image

夏の夕立

8/15分 一つの積乱雲に含まれる水分量はドラム缶約1000万本にも達するそう。 ゲリラ豪雨、は2007年の流行語大賞だったのか。 さっきから、急に風の音が強くなってきた。前線的なのが通ったのかしら。

no image

冬の境目

2/7分 風邪気味だった日からさぼってしまったら大変なことに・・・ 北海道の冬は、冬祭りを境に切り替わるようです、という話。初冬は寒さと雪、後半は突然の高温とドカ雪。という話。 冬まつり期間は天気や気 …

no image

アサガオ

アサガオの開花の決め手は日の出じゃなくて日の入り時刻なんだって。日の入りから10時間後に花が咲くそうです! 八月下旬、北海道あたりでは朝四時半頃咲き始めるんだけど、九月になると三時台に咲くんだって。季 …

no image

霜のあさって

「大霜のあさって」霜の降りた二日後に天気が崩れること、だって。霜が降りる冷え込みは、移動性高気圧に覆われ始めたとき。2日くらいで東へ去り、低気圧がやってくる。2・3日周期で天気が変わる秋の様子が現れて …

no image

函館山から絶景を見るには

私に函館山を語らせたらながいっすよ・・・ いや、でも昨日に引き続き体調不良なのであまり語れません 「4月下旬から夏にかけては、霧が出ていることが多く・・・東風が吹く日や晴れていても蒸す日は上昇気流が発 …











スポンサーリンク