紺碧の空3

北海道をノマド的に生きる日々の覚書き

とある歳時記

風薫る

投稿日:

4月の「風光る」に対して、5月は「風薫る」なんだそうで。天気によって、香りの感じ方も変わります、とのことで、晴れの日は上昇気流なので香り成分が、空高く上ってしまう。香りが地上付近にとどまるのは、曇りや雨の日、天気によって、香水やコロンの量も変えるといいでしょう、だって。

なるほどー、そういう観点は気づかなかったな。シャリは、匂いで風の向きがわかるから、風向きだけじゃなくて、匂いの強さと天気を結びつけたらいいかも・・・って、あとどれくらい、サンプリングできる日があるかは判らないけど。。。最近は、私も「シャリ臭」に鈍感になってきているし(笑)

さて、今日は夕方のNHK道内ニュースで、気象予報士の猪熊隆之さん、という人の、山岳気象の注意点の話を詳しくやっていて。

私、最近の、世間の気象予報士事情に疎いので、全然存じ上げませんでしたが。

参考記事 山岳気象予報士の「不死身の登山人生行」

なかなかピンポントで、わかりやすかった。自分の得意な分野と気象を絡めると、独自のアドバイスが生み出せるんだなぁとは思った・・・

私だったらなんだろな。笛?(汗)いや、ケータイとか・・・・またトンデモ理論を思いついてしまいそうだ(汗

さて、そのアドバイスですが。

・山に登るときは、天気予報(天気マーク)の予報より、風向きの予報に注目。

・海側から吹く風の風上側で、雲が発生する。→たとえば、日高山脈だったら、南西の風、または東風。日本海側の山なら、西風に注意。

・山岳遭難は、大抵、低気圧通過後に起きる。寒気が流れ込んで長時間低温が続く→低体温症に

・悪天候に対応できる計画が必要。

追記

あと、今夜、霧出てる。八時ごろ外に出たら、以久科くらいまで入ってきてた。北風(冷)・海(暖)のパターンかな。。。

 

-とある歳時記

執筆者:

引用文献


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


関連記事

no image

波の花

冬に波打ち際が泡立っている現象。冬は海水がプランクトンで粘り気があるからなんだって。普段の300倍ものプランクトンが岸辺に集まり、大量のゼラチン質が海水に粘りを加えて海水を泡状にするんだって。 日本海 …

no image

ひつじ草

あなおそろしや。すっかり忘れて寝るところであった。やはり思考回路というのは有限なのですね。 ああ、大きな愛になりたい。(なんじゃそりゃ) さて、表題のひつじ草、スイレンのことでした。理由は、朝開いた花 …

no image

花火は風上から

うーん、もっともなタイトルだけど・・・風向きの予想は難しいよな・・・大規模な流れで吹いてるときはいいけど、そういう風の強いときは花火中止なんじゃ・・・ と、いきなり文句をつけてしまった。 北海道最大級 …

no image

石狩湾小低気圧

2/18分 気象の師匠は「石狩湾小低」と略していた。 一日で50センチ以上の積雪をもたらすことも。石狩湾小低気圧の予測や発生の解明はまだ終わっておらず、冬型が一時的に緩んだとき、忍者のように出現するこ …

no image

白い石炭

やっと追いついた・・・明日が記念すべき、1年続けた記録の最後の日なので・・・追いついておきたかった。 中谷宇吉郎博士の言葉「雪は人間の生活に害を与えるばかりではない。これを利用すればすこぶる有用なもの …











スポンサーリンク