北大の食堂かなんかの施設の横に、世界初の人口雪誕生の石碑があった。その、はじめて雪を作った日が今日なんだそうな。
本物の雪なら、なごり雪、といってもいい季節。
中谷宇吉郎博士のこの、手紙の言葉は必ず気象の本にでてくる。
でもよほーしの試験勉強のレベルだと、雪片の大きさとか結晶の形とか、正直関係してこない。
その手紙、なんか予報に役立つのかねぇと最初思ってたけど浅はかだった。
地域とか季節によって、雪の大きさは違うだろうし、むしろ自然に触れながらでないとできないコストのかかる研究はほかにも色々あって、地道に観測しながら続けられているんだろう。
スーパーコンピュータでやってる数値予報・モデリングが最新で最先端の知識なんでしょ、と勘違いしてしまう、よほーしの勉強だけだと。天気予報のほうが、まだ現実に追いついていないだけなのに。
ほんとに地域ごとのメソスケールの予報を出すんだったら、自分でその辺の知識を深めないと無理だろう。
わかった気になる、っていうのも情報過多な世界では危ない。謙虚さはますます必要なのかもしれない。