斜里で2回目の夏です。
去年は、見たこともないお祭りに突然出させてもらって、結構、暴挙だったのかもしれないのですが。。。
今年は、少し周りを見る余裕も出てきたので、前回記事で色々書いてしまったこととか、出演しながらも色々頭に浮かびました。
あー、キタミのお友達を呼んでおけばよかったなぁ、とか・・・
いつまでここに居られるか、わからん身分だし。。。
あと、今年は自前の衣装を用意しました。
こちらのお祭りは、浴衣ではなく・・・女性・子どもも、江戸っ子祭り仕様、というか、半天や鯉口シャツに腹賭け、という格好が多いです。
去年、カッコかわいい子どもたちを見て、私も羨ましくなって購入。
(・・・しかし、今年は我が笛隊にも浴衣女子がいて、今度はそっちに憧れ!影響されやす過ぎな私!)
ツꀀ
ちなみに事前練習には、ほぼパーフェクトで出た私。
なんていうか、練習も含めて楽しいんですよね。
ツꀀ
数年前、「ぼくなつ」のゲームにはまって、子ども時代を思い出す切ない世界に浸って癒されたものだけど。
ねぷたの練習に行くと、その辺を駆け回って全身で夏を生きてる子どもたちが、たくさん目の前にいて。。。
昔、子ども会で「さんさ踊り」の練習をしたときのこととかが思い出され、切ない感じが「リアルぼくなつ」というか(笑)
お囃子の先生たちの言うことを、熱心に聞く表情も素敵。
ツꀀ
練習時間が多いお囃子隊に、好き好んで参加する連中はMだ!と言われようが、目立ちたがり!と言われようが、いいんです、楽しいからっ!
ツꀀ
・・・前回も書いたとおり、奇跡的な由来を持つ、しれとこ斜里ねぷた。
延々と淡々と続く日常生活から、少し浮き上がってエネルギーを充填できる、年に一回の「ハレ」の場。
こんな素敵なお祭りを持つ斜里町民は幸せです。
でも、見に来てくれる方は増えているのに、参加・準備するほうは年々減少傾向らしく・・・もったいないことです。
ツꀀ
北海道でも稀有な存在だし、全国的にも珍しいアイデンティティを持つ祭りだと思うので、完全に消えることは絶対ないと思うんだけど。
今がんばってる子どもたちは、もちろん町に残ったら、絶対続けてくれると思うし(子どもの頃やったこと、って残るんですよね・・・)。
そもそも、「さんさ踊り」だって、街でパレードしたり、学校の授業でやったりするようになったのは、ここ30年くらいのことだ、という話です。
それまでは細々と、江戸時代から続いていたわけで・・・。
良い芸能は、残ると信じてます。
ま、偶然今の時代に、斜里町に居合わせた人間としては、自分のできる範囲で、精一杯楽しむまで!
今年、こちらのお友達を一人、うちの団体にひっぱりこんで一緒に参加したんだけど、また出たそうな人を見つけたら、つれてきちゃおー!
ではまた来年・・・・!
YA!YA!DO!
こちらもみてね。硝子の横笛:
しれとこ斜里ねぷた にでました 2011:笛side