紺碧の空3

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名水 来運(らいうん)の水と、来運神社。

投稿日:2010年4月29日 更新日:

湧き水の池? 勿体無いけどどんどん流れていく。
今日、tbs系列でパワースポットやってましたねぇ。

パワースポットブームもついにここまで来たか、という感じ・・・
(--;

で、思い出したように、ストックネタを。。。。ちと長いですが。

斜里町内に、来運という、縁起のよさそーな名前の地区があって、湧き水が有名なんです!

といっても、まだ、町外では知名度低め...(^^;

私も今回、引っ越してきて初めて知りました。

送別でいただいた、「知床・阿寒釧路湿原 (ことりっぷ)」には載っていましたが。

また、こちらに着いて、最初の夜お世話になった、知床グランドホテルさんには、ロビーに来運神社を分祀したお社があり、

かつ、レストラン等で、来運の水を振舞ってくれました。

このお水が、とってもとっても、甘かったのだーーー!!!

しかも、寺社仏閣好きとしては、「神社+水」・・・・

なんと、惹かれる組み合わせなんでしょう・・・。

というわけで、早速、行ってきました。10日ほど前ですが。

まず、上の写真が湧き水と、湧き水で出来た池です。

透き通ってキラキラ゜☆ヽ(*’∀’*)/☆゜:。*。

しかし、なんであんなに甘いんだろうか・・・

水を汲むところは、駐車場からすぐなんですが、神社に行くには少し歩きます。

ふもとの鳥居をくぐって、橋を渡って、坂を登って。。。うっ、階段じゃないのね・・・雪道に夏靴はツライ・・・
鳥居 趣のある橋を渡る

でも、小山の頂上にたたずむ感じが、趣があってヨカッタです。

上り坂・・・ やっとお参り。

春は桜!夏は緑、秋は紅葉。。。と、一年中楽しめるところだそうです。

四季折々に、訪れてみよう・・・。

ツꀀ

ちなみに、来運の地名の由来が、結構面白いです。

うーん、検索すると、あまり良いのが出てこないので、本でお勉強した知識を書きますと、

アイヌ語で、もともと、この辺りの川(※)を「ライクンナイ」といい、「死者の川」という意味だったのだそうです。

流れが極端に緩やかな川のことを、アイヌでは「死んでいる」と表現したのだそうです。

もともとの意味は、決して悪いものではないのですが、「死」というのはやはり縁起悪かろう、ということで「来運」を当てた、と。。。

緩やかな川、の表し方も面白いし、当て字のエピソードも、昔の人たちの想いが伝わって、私は好きだな・・・・

※2011/1/27 追記
  「ライクンナイ」という川は、来運神社よりは大分離れており、神社の辺りが「来運」の語源となった場所ではないとのことなのでご注意ください。
 参考図書:知床博物館 郷土学習シリーズ 第8集 「地名探訪しゃり」1986年 48pp 500円

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