そりゃ、私だって事務仕事、大嫌いですよ?できればやりたくない。後回しにしたい。
システムエンジニア(業務系)というのが事務システムを作る仕事であると気づいたとき。
・・・どうしようかと思いました(会社に入る前に気づけ)。
まあ月日は流れ。それなりに仕事としてやってみると、面白くないこともない。そしてまた月日は流れ。
だんだん、面白くなってくるものだから、人生は面白い。
つまり事務処理、ってのは、ルールが美しくないゲームなんだ。
美しくないものに大抵ふたをして学校教育を終えるわけで、誰でも拒否反応を示すのは当たり前かもしれない。
ここが美しくないなぁ。でも(運用ルールもシステムも含めて)作る側のスキルとパワーを考えるとしょうがないよね。とか、もっといいルールはどんなだろう?とか。
使う立場だったら、どうやってルールをギリギリ破らない程度にショートカットしようかとか。
一刻も早くクリアして、クリエイティブな仕事に時間を回すためにあるんです、世の中の全ての事務処理は!
・・・
さて、前置きはこれくらいで。青色申告09から使い始めて、今回で5作目・・・おっと、5年目か。
家業手伝いというかで、この時期はいつも、弥生の青色申告セットアップ→一年分のデータ入力をやっている。
あまりマニュアルとか読みたくないし、せいぜい1年130件くらいのデータなので、データ入力はすべて「簡単取引入力」から行っていたのだけど・・・
毎年、だいたい同じ取引が行われることに気づいたし、簡単入力で行う手番がいかにかんたんだったとしても(プルダウンで科目やら日付を選んで金額を入力するだけなんだけどね)あれ、これって前のデータ使いまわせないの?去年のデータを一覧上で、金額だけ変えたらもっと早いんじゃね?
と気づいた5回目の正月。
(なんでもっと早く気づかなかったの?と言われましたけどねー。まあいわれますよねー。はは)
まずやってみたのは、前年度の仕訳日記帳を開き、使いたいデータを行コピー→年度切り替え→仕訳日記帳に貼り付け。
できなかった。単純にクリップボード経由じゃないのね。
同じ感じでやろうと思ってる人がいて、こんなQAみつけたけど
おお!と思ったけど、ここで出てくる「前年度仕訳日記帳」ってのは、上位ソフトである「弥生会計」の機能のようです。青色申告、には無い!
次。
データテンプレート、も試してみたけど、ちょっと用途が違うみたい。次。事業所データの新規作成でコピー、をすると、別事業所になってしまう。
そこで見つけたのが、「ファイル」メニューにある、データエクスポートとインポート。
まずは、前年度の仕訳日記帳を開いて、エクスポート。
追記:弥生インポート形式を選ぶ
このデータを、今年度にインポートしようとするとエラーになる。対象の会計年度の日付ではありません。って。
しかし、このエクスポートデータ、単純なテキストデータなんですね。
テキストエディタ(秀丸くんとかさくらちゃんとかmiとかですね)の置換機能で、年度の部分を、今年度の年度にまるっと置き換えちゃいましょう!
追記:H2x.のところ。
するとあら不思議。無事に今年度にインポートできました~。
ま、ただ、伝票NOの問題もあると思うので、カラじゃない状態の事業所データにインポートするときはお気をつけください。
追記:2020年2月
今年も、重たい腰を上げて確定申告作業に取り掛かりました。
この記事をまたまた引っ張り出して、さて、データ変換を、、、と思ったら。
はっ。去年って、平成31年でかつ令和元年!どうすればいいの?!
結論。
H30
→H30/01 H30/02 H30/03 H30/04 は
→H31/01 H31/02 H31/03 H31/04 へそれぞれ置き換え。
その後、
残ったH30→R01 としました。
年度の入力、簡単取引入力で確認したら、4月末までが31年、5月1日からが令和元年、となっていたので。一回、試しデータを入れて、エクスポートしてみて確認しました。
[…] ・・・前の記事(弥生の青色申告、で昨年度のデータを使いまわす)を参考に […]
検索からやってきました。
弥生会計でのコピー方法は記述あっても
青色申告でのやり方がなかったので、こちらのページ非常に参考になりました!
ありがとうございました。
参考になってよかったです!今年も確定申告、がんばりましょう!