紺碧の空3

北海道をノマド的に生きる日々の覚書き

とある歳時記

春の東風

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東風(こち)のことを私に語らせたら、長いっすよ・・・ってあの曲のネタだけなんですが。

中国で、東風が春の代名詞だそうで。中国大陸を大きく見ての海陸風、シベリア大陸の高気圧(北風)の勢力が落ちて、海風が入ってくる、ということかな。

日本でも、東風は春の季語、同じように風を表した「彼岸西風(ひがんにし)」「春北風(はるならい/はるきた)」も春の季語だそうです。

(どっちやねん!という気もしますが、まあ春の天気は変わりやすく、風も変わりやすい。とうことで・・・)

さて、本州からは、梅や桜の便りが続々と。

東風といえば梅。梅といえば・・・・

北国の春はいっせいに花が咲く・・・というとおり、北海道に来て長いので、梅が桜より先に咲く・・・という常識をスッカリ忘れて久しいですが・・・。

札幌で有名な、平岡公園の梅園。情緒がある・・・という感じではないけど、近くに長く住んだので、結構好きな場所。

爽やかな梅の香りを満喫できるのがよかった。

あの梅園の見ごろは、完全に桜の後で・・・いよいよ札幌にも本格的な春が!という季節を教えてくれる梅でした。

季節としては、まだまだ先に感じるけど・・・きっとあっという間なんだろうな。

 

-とある歳時記

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