「北の気象」編 3月(3/9)
うう、3月分、3章までしか行かなかったではないか・・・こんなことだろうと思ったが。
今回のお題「雨一番」。同じタイトルで、菅井さんの本にありましたね、これは。オリジナルではなかったのか。雨一番前線、が乗っている。網走は3/27。あれ、ことしいつだった?降ったよね、雨・・・あられはツイッタに覚書したけど。
「降るとも見えじ春の雨」一般に雨量は数ミリ以下だからだって。
「春を待ち焦がれる思いは北の人ほど強い」とある。なんていうか、もう春なんて来ないんじゃないか、と毎日を精一杯生きるので、春がくると、一気に気が抜ける気がする。・・・
四季の変化がわかりにくくなってきた日本において、北海道というのは唯一、鈍感な人でも季節を感じられる土地かも。近年の都市部の気温上昇傾向のレポートをこの前読んだけど、西日本は一時の上昇からマイナスに転じてるらしいけど、北海道は今でも上がってる、というような傾向が書いてあった(読みまちがえてなければ)。北海道については、ますます夏は高温、冬は多雪、となっている可能性が高いということだし。
さて、今日はかなりハッキリした「漏斗雲」を目撃した。運転中だったので写真はなし。北見に行く途中。
ちょっと前から思っていたことなのだが、漏斗雲は、果たして本当に「竜巻の赤ちゃん」なのか?ということ。各種写真なんかをみても、とても竜巻が出そうな積乱雲じゃないことが多いんだよな・・・もちろん、ほんとに「地面にたどり着かなかっただけの竜巻」が漏斗雲、とされることもあると思うんだけど、形状だけが竜巻っぽい漏斗雲、も存在する気がするのだ。
つまり、竜巻をヒメトガリネズミとすると、漏斗雲はヒメトガリネズミの赤ちゃんなんじゃなくて、トウキョウトガリネズミなんじゃないかと・・・
どちらもトガリネズミではあるんだけど、別種、というか・・・(トガリネズミの大きさの違いだけをイメージしてたとえています)
みなさんご存知のとおり(世間一般では誰も知らないと思うが)、最近流氷の蜃気楼にスッカリ熱を上げている私だが、名前の定義って面白い。モノに名前がついてこそ、気持ちが通じ合える気がする。それなのに、大気現象にはなかなかちゃんとした名前がつかなくてかわいそう。まあ、無理に名前をつけるほうがかわいそう?という見方もあるけど。
心のヒーローだったモノの名前が安定してなかったり、他のものにのっとられそうになっていたら、誰だって熱暴走してしまうってものではないだろうか。