なんだかちょっと、本のタイトルっぽくない?(笑)
今回は、PMSの記事に引き続き「です・ます調」織り交ぜ形式になるかと思います。
Contents
一大ブームだった「アダルトチルドレン」
私が大学で心理学系の勉強を終えて卒業したころ。心理学界隈(一般書籍)で流行っていたのが「アダルトチルドレン」という言葉だった。
「大人になりきれていない子どもの部分」を抱えた大人。といったような意味で。
ブームの火付け役、となった、この本を持っている方も多いのではないかと思います。
当時は、もう少し違うデザインだったと思うけど。
理論と診断(テスト)の確立でブームが起きる心理学界隈
ちなみに、「交流分析」というメジャーで確固たる裏付けのある心理テストに「アダルトチルドレン」っていう指標があって。
もともとは、こっちのことだったのだと思うけど。
アダルトチルドレンの定義がはやってからは、色々本を読んで、「あー、私に当てはまる、当てはまる!」って。
おそらく、そういう方が多いから、流行ったんだと思います。
しかし・・・こういう心理学の概念がはやるときって、いつもそうなんだけど。
「オチ」がないんですよね。。。
というか、真っ当な心理学って、治したり癒したりするのは「臨床心理学」「精神科」の分野で、ものすごく敷居が高い。
カウンセラーという職業が、なかなか確立されない日本においては、「自分は心理学的にこの傾向がある!」ってわかっても、なかなか対処法が提示されない。
「ヒプノセラピー」って言葉も出てたけど、前世にもどりましょうとか、お母さんのおなかの中に・・・みたいな、催眠療法だとしてもちょっと怖そうな・・・
私自身、「アダルトチルドレン」の概念にぴったり当てはまって、「インナーチャイルド」なる記憶を癒しきれていないという、「腑に落ちた感」が強かっただけに、対策が提示されないブーム、に落胆したものでした。
それから、20数年。。。
色々アダルトチルドレンがらみでも新しい情報が出ているなぁとは思ったのですが、全くフォローしないまま、すっかり忘れて人生を過ごしておりました。
壁にぶつかると、「こんにちは」と本に出てくるインナーチャイルド問題
PMSのところにも書いたように、何の因果か、結構メンタルに脆弱性を抱えた性質なもので。
常に自分でメンテナンスは欠かさないように(というか対策を打たなければならない)生きてきました。
(そんなだったから、全然興味なかったのに、心理学系に導かれたんだろうなとは思ってて、その後の人生助かってます)
今流行りの「自己肯定感」がらみの、ひどい「下振れ」については、PMS対策のところで書いたようになんとかなってるんだけど。
近年、特に今の居住地に来てからは「 上振れ 」、すなわち、何かやる気を出して、ポジティブに頑張ると、急に転落するというか・・・
せっかく、「これは自分のライフワークだ!」ってものに出会えたり、再開したりできているのに、頑張ったタイミングに限って、なにか良くないことが起る、という・・・💦
自分が具合悪くなったり、家族が具合悪くなったり。
勘弁してよ。。。という状況が続きまして。
で、何やら弱って、本屋で道しるべを探そうと買ってくると、そこに必ず書かれているのが「インナーチャイルド問題」。
子どものころと向き合いましょう。「家族との痛み」を癒しましょう。的な。。。
今のあなたのつまづきを乗り越えるには、過去と向き合わなければなりませんよ。などなど。そろいもそろって、色々な分野の本に書いてあるのでした。
いつのまにか、具体策を唱える本がたくさん出ていた
あーそーですか、アダルトチルドレンですか。
はいはい、でもそれって、治し方ないでしょ?的なスタンスだったのですが。
調べてみると、現在は、選り取り見取りで対処方法的な分野が開拓されているのですね。
(今や書店で、心理学書のスペースを凌駕している)スピリチュアル系を除いたとしても、あまり怪しくない、ちゃんとしたカウンセリング系に近い流れや、自己啓発本で。
キーワードが悪かった(焦点が変わった?)のです。
「アダルトチルドレン」やちょっとこわそうな「ヒプノセラピー」ではなく「インナーチャイルド」で検索すると・・・。
潜在意識に働きかけるような手法がいろいろ紹介されています。
瞑想の効果が科学的に証明された・・・という流れも大きいのかもしれません。
(潜在意識、自体は、心理学で否定されていない用語です)
買った中で、ちゃんとしてるな!他人にも進められるな!と納得したのが、上記2冊。
まだ買ってないけど期待値高いのが、以下。
それ、あなたのトラウマちゃんのせいかも?posted with ヨメレバ大嶋信頼 青山ライフ出版 2015年07月 楽天ブックスAmazonKindle7net
もう読み終わった、上から2冊は、すごく自分に合ってるなー、と感じてます。つらいけど、向き合えるようになったから、この概念と出会えたのかな?もういい歳だけど!(笑)
最近はやりの「自己肯定感本」にも、ちらっと同じような手法が出てたけど、それだけだと、根深いトラウマ・ブロックがあるばあい、向き合えそうにありませんでした。
ネット記事では、上位表示されている↓こちらが、結構さっぱりしてていいです。(広告うざいし別の意味で怪しいけど!他人のこと言えないか)