だいぶ時間があいてしまったが続編をupします。ちなみに今家のwindows8PCのリカバリしてて手持ち無沙汰で。
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そんな私がなぜパソコンで親指シフトをやってみようという気になったのか?という話。ちなみにこれもorzレイアウトで書いてます。
りんご教の人向け週間アスキー、こと、りんごピープル?かなんかっていう雑誌には、ときどき親指シフトの話題がのるらしい。少し前の号に、親指シフト界?を騒然とさせた「orzレイアウト」という最近の発明が紹介されていた。
3185-130730 Macで親指シフト(orzレイアウト)の設定(2013年6月版)
↑記事を書いた人
【親指シフト】”orzレイアウト の革新性” Macpeople に掲載されました。
↑発明?した人
記事を読み終わるまで、ふつーに親指シフトのよさを語っているだけかなぁと読み進めていたのだが、「発明」の要旨に気づいたとき「!!!!!」となった。
これはすごい!ってかこういう、既存のしくみをほんの一手で明らかに改善するアイデアに出会うと、神の光に触れたような感動を覚える。・・・(前職業病というか、こういうとき私は「しくみ屋」さんなのかもなと思うのだ)
このアイデアに敬意を表して、これまで決して振り返らなかった親指シフトの道に、少しだけ戻ってみようと、すぐに決意した。
ちなみにどんな発明なのか、詳しくは上のリンク先を見て欲しいのだが、簡単に説明すると(ソフトウェアの新規性、って使ってみてなんぼ、なので説明するのが難しいのだが。頭の中で動かしてみれない人には、いくら説明しても伝わらないので)
この発明が実現したのが「PC用キーボード(親指シフト専用以外)で親指シフトを使うとき、自然な手の形で打つことができる」という境地だ。これまで一般的なキーボードではどうしても不自然になってしまっていたのだ。
「どうやって」解決したのかといえば「キーボードの真ん中の列(QWERTY配列でいえばY、H、N)を使わない」という斬新な方法によって、である。このひらめきにしびれた。
で、早速、Macのほうがorzに相性がよさそうに読めたので、職場のPCでやってみようと思ったのだがいろいろな理由ですぐにはできなくて、自宅のwin7機でやってみた。
今になって考えると総合的に見てwindows機のほうがやりやすかったな。導入も、使用感もいいし。windowsは7で、Macは10.6というもう古い部類に入ってるOSに入れたせいなのかも?Macのほうはブラウザとか画面表示にレイヤが何層か重なっていそうな場合、重たくてぜんぜん動かないのだけど、windowsは快適なのだ。
さて、導入は手順どおりにやればすんなりできるのだが、皆さん気になるのはどれくらいの時間でマスターできたか?という点だろう。
実は、何年か過去にキャリアがあるのだから、すぐに思い出せるだろう、と踏んでいたのだが大きな間違いだった!覚えていたのは、各キーの上段・下段の文字を、右左の「親指シフト」を同時に押すタイミングによって切り分ける法則の理屈だけ。体はまったく覚えていてくれなかったの・・・
なので初心者同然で始めて・・・、そうだな、2週間くらいで、自由に打てるようになりました。
最初の1週間は、子供のころと同じ方式で、どんどん打って覚えようと、練習ソフトの攻略および開発(汗※)に時間を費やしていたが、なかなか端のほう(親指シフト配列では、真ん中ほど日本語で頻出する文字が並んでいることになっている)の文字が覚えられない。やはりアノころとは脳みその組成が・・・・
といじけてもしょうがないので、途中で方針をかえ、文字盤の丸ごと暗記も平行して進めたら一気に打てるようになった。(ちょうど試してガッテン!で中高年向け記憶術、をやっていたのも励みになった)
ただ、仕事で長文の日本語を打つような場面がなかなかなく、家でも最近ブログサボりっぱなしという有様なので、qwerty配列のローマ字入力の速度にはいまだに追いつけていない。考えながら打つのに不自由しないレベルだな。もうちょっと日本語たくさん打たないと。
とまあ、新しいパズルゲームにはまるような感覚で楽しみながらマスターできました。
次回は、開発、なんておこがましいけど、どんな環境でもorzが練習できるようにブラウザベースの練習ツールを作ったので、気が向いたら紹介します・・・