紺碧の空3

北海道をノマド的に生きる日々の覚書き

とある歳時記

凍る海

投稿日:

2/2分

オホーツク海は流氷の来る世界最南端の海。アムール川から流れ込む淡水の影響で海の表層の塩分濃度が低いので。

オホーツク海の塩分濃度は3.25%しかないため(しか、といわれても標準値が)-1.8度で凍る!(これ、今日実験したやつだ)なので風の冷たさで十分凍ると。

話しそれるけど、塩分濃度の差より、この寒気の強さが影響してるんだ、って最近判明したはず、って話を人から聞いたけど、ネタ元が見つからない。

本に戻る。過去100年間で流氷の勢力は40%減少、流氷鳴り、も聞かれなくなりました。とのこと。

ちょうどテーマがよかった。今日は早起きしたのに行く予定だった博物館の流氷など観察など会(なんだそりゃ)が延期になってしまって時間が出来たので、急遽紋別に流氷を見に行った・・・

昨日までは紋別も接岸してそうだったけど、行って見ると、かなり沖合いに離れてしまっていて、ガリンコ号も流氷原まで行けないので、割引運行だった。のらなかったけど。今回は流氷タワーとGIZAがメインだったからいいのだ。

GIZAでは流氷クイズに挑戦。クイズと、流氷タワーでお勉強になったこと。クリオネの語源がナメクジのような女神、というギリシャ語なこと。流氷はオホーツク海の80%に広がること。海の底まで達した光がレイリー散乱(たぶん)で青いので、赤色とかをかざすと色が変化すること。流氷の卵の氷晶、雪の結晶と同じ形なこと。

念願の竜巻発生装置は思ったよりでかくておもしろかった!過冷却水の実験装置もよかった。少しずつ展示を新しくしてるところがよい。科学館ではあるが、自然現象に的を絞ってるので陳腐化しにくいんだな。まぁ、私が好きな分野だから、というのもあるんだけど。

-とある歳時記

執筆者:

引用文献


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


関連記事

no image

花粉症記念日

気象庁が花粉の飛散を調べ始めたのは1993年とのこと。意外に遅い。北海道への花粉症リトリートツアーについてもふれられている。 確かに岩手にいたとき花粉症になりかけたけど、北海道に来たら治った。でも大人 …

no image

沖揚げ音頭

2/15分 北海道の日本海側や東北地方でニシン漁の作業唄として歌い継がれてきた唄なんだって。お祭りのお神輿を担ぐ時にも使われるんだって。「おーしこーおーしこー」という歌いだし。どういう意味なんだろう。 …

no image

打ち水

地面にまいた水が蒸発するとき、周りの空気から気化熱を奪うので空気が冷やされます。とのこと。 天然の打ち水、暑い日のにわか雨を喜雨(きう)ともいうんだって。 今日はこの辺は少し蒸したかな。私はぜんぜん平 …

no image

食欲の秋と体重計

遠心力の関係で、沖縄で60キロの人は北海道では60キロ+80グラムになるんだって。赤道に近いほど空に向かって引っ張る力が強いからなんだって。 体重計メーカーは北海道、本州、沖縄と仕様を三種類に分けてる …

no image

インフルエンザ

12/1分 昨日はせっかく書いたのに、「公開」ボタンを押し忘れていたようだ。借金返済生活というのは難しいものだ。 さて今日のお題はインフルエンザ。インフルエンザウィルスは乾燥・低温で繁殖力を増す。ワク …











スポンサーリンク