紺碧の空3

北海道をノマド的に生きる日々の覚書き

オホーツク生活

山ガールデビュー☆

投稿日:2013年10月9日 更新日:

ブログっぽいタイトルにしてみた。・・・

思うに、山登りというのは、自分にとっては永遠の謎であった。人はなぜ山にのぼるのか、と問えばそこに山があるから、というし、なぜ登らないかと問えば、ただ登って降りてくるだけなのに無駄、という。どちらも理屈は合っている。

何より、自分の育った環境のせいもあって、かなり山登りへのイメージがこじれている。夏は夏山遭難、冬は冬山遭難(当たり前だ)のニュースを見るたび、鬼の首を取ったように「山登りなんて危ないことをするからだ。全く迷惑な人たちだ!」と断ずる母。そもそもそんな体力があれば畑を耕すなり「役に立つ」ことをすればいいのに。と、彼女の意見は一貫していた。まあでも、それも理屈は一応通っている・・・。

社会人になり、運動がてら、山岳部出身の同期に、札幌近郊の山に連れて行ってもらった。山登りデビューにはうってつけの好天で、楽しく頂上までたどり着いた。狭い岩場の上、360度の天空感は今でも覚えている。けど、だから何?感は払拭できなかった。あの頃は人生で一番、「役に立つこと」にしか興味の無い時期だったし。それ以来、山登りについて深く考える機会も無かったけど、近年の山ガール人気、またこちらに来てから周りが山にのぼる人ばかりだったこともあり、なんとなく自分の山登りへの「こじれ」感を意識するようになってしまった。登る人にも、登らない人にも理由はある。人それぞれだから別にいい・・・でもやはり、わざわざ好きでのぼる人の気持ちが、きっと一生わからないだろう私。それでいいのか?みたいな(汗)。登山コンプレックス感は否めない。(否めないブーム継続中)

で、思い切って山に連れて行ってほしいといってみた。いや、どうやら山好きの人は頼めば喜んで連れて行ってくれるようだということがわかったので言ってみたのだが。(素人にしてみれば、足をひっぱりそうで悪いので、とても言い出せないものだ)

まずは、以前登ってみたいと公言してしまったことのある斜里岳。

帰り道

頂上まで登れなかった。

こっちは簡単で楽しいよ、と皆のお墨付きだった雌阿寒岳。

5.5合目、5.5号炊きっぽくていい

頂上まで登れなかった。

・・・

・・・まあ、同行した幼児のペースで行ったら時間が足りなかったという理由はある(けど彼がいなかったら私が足を引っ張ったかもしれない)。

しかし、登り切れなくても私の目的は十分達成された。そう、「なぜのぼるのか」が何となくわかったからだ。上手くかけないけど、山登りが好きな人は、たぶん完ぺき主義なのだ。達成感という欲求を満たそうとしている。もちろん自然も好きなのは前提だけど。なんとなくゲーム要素があるのが楽しいんだな。

そして、なぜ登りたいと思えなかったのか、もわかった。冒頭にくどくど書いたように、用は楽しいと思えないように心がブロックされていただけだ。この歳になって昆虫採集とか楽しい!っていうの、なんかだめだよなー、って思っちゃうのと同じ理屈だ。そのブロックさえはずせば楽しいと思えることがわかった。心の奥に童心を隠しつつも、山登りっていうと大人の趣味なので許される。アウトドアの趣味ってそういうものなのかも?

それにしても、こちらに来てから、もしずっと会社人間のままでいたら体験できなかったであろうレベルで、自分と向き合う機会に恵まれまくる。(単に自分の時間があるだけなのかもしれないけど)起こるべくして人生にはいろんなことが起こるんだな。と、いろいろ停滞気味ながらも一人納得しているこのごろです。

「美味」のやつを食べた

あ、カメラ壊れたので、本体新しくしました。同メーカーです。

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