紺碧の空3

北海道をノマド的に生きる日々の覚書き

とある歳時記

気温の春

投稿日:2012年3月1日 更新日:

確かに、「光の春」に比べて、インパクトも風情もない。そのままーってかんじ。

でも今日はほんとに朝から春を実感した。幹線道路の路面が完全に出てて、水たまりだったり、乾いていたり。

両脇に高く積まれた、この冬の多めの雪たちは、チョコレートケーキ断面状のこげ茶色に。

昔、お世話になった人が、この季節が一番好き、と言っていた。

道が黒くて、ドロドロになる雪解けの季節。もうすぐ春が来る。と、わくわくするんだそうな。

これは北海道ならではの感覚では。本州の豪雪地帯の車道だと、雪はガンガン溶かすし、あっという間にあったかくなるから、春のイメージはやはり、ピンクとか、花の色だろう。

そうそう、北海道の人が春の色は「黒」って言ってるのを聞いてびっくりした、とさだまさしもいつも札幌のライブで言うんだ。またあの話ねー、と思うけど、毎回へぇ。と言って聞いてあげるのが、ファンの作法だったりするんだな。。。

-とある歳時記

執筆者:

引用文献


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


関連記事

no image

夏の顔

夏の顔である朝顔のほかにヒルガオ、ユウガオ、ヨルガオがあり、ユウガオだけがウリ科なんだって。(他は?)

no image

朝ごはんで天気予報

「ひと夏に布団を着ないで寝る夜が10日あると豊作」という、空知地方のことわざがあるんだって。 ってか、布団も着るの?北海道弁? タイトルの朝ごはんの話は「お茶碗のご飯粒がくっついてなかなか取れないとき …

no image

九九消寒

12/24分 くくしょうかん。中国の当時の習わしだって。花びらが9枚の梅を9つ描いて、花びらを一日一枚ずつ赤く塗っていくんだって。半分くらい色がつくと2月の立春。81枚全部が赤く染まると、梅満開の3月 …

no image

潮干狩り

5/11分 豊漁を願って海の神様をまつる「磯遊び」の流れをくむのが潮干狩りなんだって。道東では四月後半から潮干狩りがスタート、とあるけどこれは道東は開始が早いって意味なのかしらん? 大型連休は大潮の時 …

no image

ししゃも

ししゃもは、北海道の太平洋岸にのみ生息する世界的にも珍しい魚なんだって。名前の由来は「ししゅ・はも(柳の葉・さかな)」なんだって。 昔大飢饉の時、神様が柳の葉を摘んで川に入れたとたん、小魚が一面に現れ …











スポンサーリンク