盛岡育ちなので、冷麺にはこだわりがある。といっても、それほどマニアックではない。
例えば、外国に行って「本場日本の寿司」と書いてあるのに、シャリが麦飯だったり、ワサビの変わりにマスタードが使われていたりしたら、文句の一つもつぶやきたくなるってモノだろう。
その程度のこだわりなんだけど。
先月、網走の某焼肉店で、「盛岡冷麺」ってメニューにバッチリ書いてあるのに、朝鮮冷麺が出てきたので、途方もなくガックリしたのだ。
朝鮮冷麺も、食べ慣れればおいしいのだろうけど。。。習慣というのは恐ろしいもので、盛岡冷麺と無意識に比較しているのか、食べているうちにだんだん気持ち悪くなり、完食できたためしがない。
あー、夏だし、お盆だし(盛岡市民は、イベントごとに焼肉屋に行って冷麺を食べる。もちろん焼肉も)、おいしい(盛岡)冷麺食べたいなぁ。
この辺じゃ無理かなぁ。
そういえば、帯広(音更)の、味覚園の冷麺、おいしかったなぁ。
と検索すると・・・・
なんと、味覚園の本店は北見らしい!
あれ、、、でも・・・・なんかこの写真、麺が黄色っぽくない??
音更の味覚園の冷麺は、完全に盛岡仕様、麺は半透明でコシがあったような記憶なのだが・・・
北見に行ったときに寄ってみよう。と思っていたら、思いのほか早く実現した。
先週末、北見方面ドライブの途中で、味覚園 栄町店へ。
黄色い麺だったりした場合を警戒し、ハーフサイズを注文。
キター。ヨカッタ!麺、半透明だ!
スープスープ・・・・
これこれ!音更で飲んだのと同じ~!ウマー。昔の盛岡冷麺系、甘みが強いスープ。「食道園」とか「明月館」とかに似ている。
甘いので、付属のキムチだけでは足らず、別に頼んだキャベツキムチを大量に投入。
わーい、真っ赤真っ赤。
(っていうか、キャベツキムチがある時点で、かなりツウ!)
一つ疑問なのは、麺にすごいコシがあるのに、ラーメンのように縮れているところ!
これ、どうやって作ってるんだろう・・・
北海道の人向けに、縮れさせているのかなぁ?だとしたら、相当芸が細かい。
味覚園さんでも、だいぶ昔からこの冷麺を出しているらしいのだけど。
朝鮮冷麺から独自に進化した、と考えるよりは、3・40年前に盛岡に定着し始めた冷麺を食べた方が、北見に持ち帰った、と考えるのが自然な気がする。
誰か、真相を知っていたら教えてください。
ちなみに、栄町店さんでは、ランチの時間に女子同士で焼肉・冷麺食べてたりしてにぎわっており、盛岡の焼肉店を思い出しました。
さすが焼肉の街!
北海道へ来た、岩手県民の皆さん。味覚園さんの冷麺は、安心して食べて大丈夫ですよ☆
初めまして!網走在住のEmiです。
ブログ楽しんで拝見してます☆
私は岩手大学に通っていたので、冷麺には親しみがありました。私もまさしく味覚園の冷麺に惚れこんでいる一人です。スープもおいしいですよね。
私はむしろぴょんぴょん舎よりも好きかもしれません(笑)
コメントありがとうございます!!味覚園の冷麺はかなりレベル高いですよね!北見に遊びに行ったら、最近は毎回のように行ってしまいます(^^;;一昔前の盛岡の冷麺の味を残してくれているように感じます。ぴょんぴょん舎はアッサリしていて、「今風」な味ですよねー。初めて冷麺を食べる人には、食べやすくて美味しいので、ぜひ食べてほしいですが!